療養型病院の違い

療養型病院には、医療療養と、介護療養があります。結構この二つの違いが判らないという人たちが多くいます。保険制度上の取り扱いに於ける違いから、このような区別が生まれたようです。

看護師がそのような場所で働く場合、それぞれに対してどのようなモチベーションで接していけば良いのでしょうか。医療療養病床と介護療養病床の違いをごくごく簡単に言ってしまえば、入院の時適用される保険が、医療保険か介護保険か程度の違いに過ぎないのです。医療保険・介護保険のシステムに基づいてそれぞれが運営されて、それぞれが似た部分も存在してしまっているのかもしれません。

しかし、根底に存在しているものは、医療療養病床においては、リハビリテーションを必要度が高くあり、在宅復帰を目指している患者さん、急性期であったものの急性期を脱しまだまだ医療依存度の高いの患者さんが入院するべきという考えに基づいています。更に介護療養病床に対しては、医療機関に対しての管理・監視を求めているものの、ある程度病状が安定をしており、介護的処置を求めている患者さんが入院するべきという考えがあります。

ある程度、区別は明確化されてはいるものの、実際に現場ではなかなかこのような区別が明確に見えてこない場合も多くあります。医療療養病床には、 要介護度の低い患者さんも入院しているケースが明らかにされています。更に診療報酬改定による一般急性期病棟の在院日数の短縮という問題も抱えています。もう少しこの問題を考えてみましょう。